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薬剤師は時給7,000円で働けるって本当?
派遣薬剤師として時給で働いたら年収1,000万円超えるの?
薬剤師の時給は、全国の平均時給よりも高く設定されていますが、果たして時給7,000円や6,000円の求人は実在するのでしょうか。
結論からいうと、薬剤師の時給は高くても3,000~5,000円とされており、1時間あたり6,000円~7,000円で働ける求人は存在しません。
今回は、なぜ時給7000円というデマが広まってしまったのか、また高時給な求人にはどのような特徴があるのかを解説します。
あわせて、薬剤師が時給7,000円で働く唯一の方法もまとめたので、大きく稼ぎたい方に必見です。
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【結論】薬剤師の時給7000円の求人は存在しない
結論からいうと、2024年3月時点で時給7,000円を超える薬剤師の求人は存在しないといわれています。
薬剤師の人手不足が深刻化しているエリアで、なおかつ深夜〜早朝の時間帯においても、時給7,000円の求人は見つかりませんでした。
Googleの生成AIや、indeedの概要欄にも「薬剤師 時給7,000円の求人は◯件あります」と記載されていますが、実際に調査した結果1件もヒットしませんでした。
「生成 AI は試験運用中です。」と明記されているとおり、
誤った情報が表示されることもあるので鵜呑みにしないように気を付けましょう。
そもそも薬局やドラッグストアは時給7,000円を出せるのか
そもそも薬局やドラッグストアは、薬剤師に時給7,000円を支払っても安定した運営を続けられるのか、潰れてしまうのではないか、という点に着目してみましょう。
まず、薬局やドラッグストアの1店舗あたりの売上高は、経済産業省の『商業動態統計調査』報告によると、約4億1,463万円です。続いて、1店舗あたりの薬剤師数と平均年収を見ていきましょう。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均年収は583.4万円となっており、1店舗における1日当たりの勤務薬剤師数は平均で2.58人で、「1.1~2人」の割合が最も多いことが明らかになりました。
これらのデータからドラッグストアや薬局が1店舗あたりに薬剤師に支給できる金額は、約642万円~1,505万円ということが分かります。時給7,000円の場合、1日8時間・月に22日働くと、ひと月あたり1,232,000円支払うことになります。
つまり、売上高によりますが、薬剤師の人手不足が深刻化しており、1店舗に一人しか薬剤師を確保できない場合、時給7,000円で雇用契約を結んでも運営できる可能性があります。
(出典:厚生労働省「薬局薬剤師に関する基礎資料」)
【時給7,000円?!】高時給の求人に共通する特徴
「薬剤師=高年収」というイメージが根付いているように、薬剤師の求人には高時給なものが多い傾向にあります。なかには時給3,000円〜4,000円の求人もあるので、大きく稼ぐことができるでしょう。
ここでは、高時給の求人に共通する特徴を4つにピックアップしたので、収入面を重視して働きたい薬剤師さんに必見です。
- 田舎僻地の薬局・ドラッグストア
- 夜間や土日祝日
- 期間限定
- 住居費用や移動費の支給
時給が高い求人の特徴① 田舎僻地の薬局・ドラッグストア
時給3,000円〜4,000円の求人を出して、薬剤師の人員確保を目指す企業は、田舎僻地である場合が多いです。下記の理由から薬剤師人口は、首都圏に集中している傾向にあります。
- 薬学部を設立している大学が首都圏に多いから
- 首都圏の薬剤師国家試験合格率が高いから
大学を卒業後そのまま東京で働く薬剤師が多いため、首都圏に集中していることが考えられます。
こうした理由から、地方の薬局やドラッグストアでは薬剤師不足に頭を抱えている傾向にあるのです。一人でも多くの薬剤師を確保し、安定した店舗運営をするために高時給な求人を出しているようです。
(出典:厚生労働省 令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師調査の概況)
時給が高い求人の特徴② 夜間や土日祝日
夜間や土日祝日は、働ける人が限られるため、薬剤師数が少ないエリアだと、さらに人材を確保することが難しくなります。
そのため、近隣のドラッグストアや薬局よりも高い時給で求人を出して人材確保に努めているのです。
ただし、時給が3,000〜4,000円になるのは、夜間や土日祝日のみで、平日は一般的な時給に戻ります。
時給が高い求人の特徴③ 期間限定
期間限定求人は、時給3,000円〜5,000円で募集されているケースがあります。
薬剤師の期間限定求人とは、大手ドラッグストアの大規模なセール期間や、店舗を新たにオープンした際に一時的な混雑が予想され、薬剤師数を増やす必要がある時に募集される特殊な案件です。
このような特殊案件の多くは、3ヶ月間など短期間であるため、薬剤師の負担が大きくなります。新しい店舗で働く場合、商品名や配置場所、一緒に働くスタッフなど多くのことを覚えなければならないからです。
そのため、いくら高時給で募集されていても、応募者が比較的少ないので狙い目だといえるでしょう。
時給が高い求人の特徴④ 住居費用や移動費の支給
前章でお伝えしたように、地方の薬局やドラッグストアは、人手不足が深刻化しているため、高時給で働くことができます。
なかには、住居費用や移動費まで支給してもらえる夢のような求人もあります。
一時的に大きく稼ぐことを目的として、
地方に行く薬剤師さんもいます。
薬剤師が時給7,000円で働く唯一の方法
薬剤師が調剤薬局やドラッグストアで時給7,000円で働くのはほぼ不可能だと分かりました。
しかし、薬剤師が時給7,000円で働く方法は1つだけ存在します。それは、「医療系ライター(メディカルライター)」への転身です。
医療系ライター(メディカルライター)とは、名前の通り医療関係の情報を執筆するライターです。おもに、WebサイトやSNSなどの媒体に掲載される文章を執筆します。
具体的には、病院やクリニックの公式ホームページに掲載される文章を執筆したり、医師の代わりにSNSに投稿する文章を考えたりする仕事です。医療系ライターは、「文字単価5円」あるいは「記事単価10,000円~」というように報酬を得ています。
駆け出しライターは文字単価1円からスタートしますが、薬剤師としての経験があれば文字単価2円、3円の受注も可能です。ライターとしての実績を積み重ねれば、文字単価4円、5円の案件も獲得できるようになるので、時給7,000円で稼ぐこともできます。1時間あたり1,272文字執筆すれば、時給7,000円を超えます。
メディカルライターになれば、
好きな場所 & 好きな時間に働くことができます!
まとめ:薬剤師の時給7000円は夢ではない
薬剤師が薬局やドラッグストア、製薬会社、病院などで時給7,000円で働くことは難しいでしょう。求人サイトでは、高くても時給3,000円~5,000円となっています。
ただし、医療ライター(メディカルライター)として、実績をつけて、企業やクリニックに営業ができれば時給7,000円稼ぐことができます。まずは副業などでライターとしての経験を積み重ねることが大切です。
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