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【薬剤師】時給上がらない原因と解決策!伝説の時給7000円を実現させる唯一のコツ

薬剤師 時給上がらない

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えのき

派遣薬剤師として働いているけど、時給が全然上がらない

ママ薬剤師まち子

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「時給が上がらない…。」という悩みを抱える薬剤師さんに向けて、薬剤師の時給が上がらない理由とその解決策を紹介します。あわせて、薬剤師が時給7000円以上稼ぐ唯一の方法もまとめたのでぜひチェックしてみてください。

はじめに、薬剤師の時給は上がらないのか、時給が下がる薬剤師も存在するのかといった実態について解説します。

アドバイザー

薬剤師が時給を上げる方法をサクッとチェックしたい方は、「【派遣・パート薬剤師必見】上がらない時給をアップさせる方法」をタップ!

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【推移】薬剤師の時給は上がらない?下がる薬剤師も存在する?

2023年の全職種における賃上げ率は3.58%、中小企業では3.23%でした。厚生労働省ベースでみると、2024年の春闘賃上げ率は、3.95%と予測されており、2023年(3.60%)を上回る高い賃上げが実現するとされています。

一方で、薬剤師の時給においても賃上げ率の上昇がみられています。2023年UAゼンセンが3月15日に発表した速報値によると、ウエルシアユニオンが正社員1人あたりの平均賃上げ総額1万5580円(4.73%)、パートタイマー時給87.4円(8.77%)で妥結したと公表されています。

しかし、大手ドラッグストアの場合、日本の最低賃金の上昇を受けて薬剤師の時給も数%引き上げる傾向にあります。実際に2023年の賃上げに伴い、ウエルシアユニオンは、パートタイマーの時給を87.4円(8.77%)に引き上げました。

(出典:第一生命経済研究所「春闘賃上げ率の見通し(改定版)」

薬剤師の働き口は、ドラッグストアのほか、調剤薬局や病院、製薬会社など多岐にわたります。賃上げが実現したのは、おもに大手ドラックストアのみとなっており、ほかの職場では賃上げが確認されていません。

SNS上では、「パートの時給が上がらない」「派遣の時給が下がった…。」といったナイーブな声も見られました。

目次

薬剤師の時給が上がらない4つの原因

薬剤師の時給が上がらない原因として、下記の4つが挙げられます。

薬剤師の時給が上がらない原因① 役職の枠が少ない

そもそも薬剤師は、役職の枠が少ないため、昇格や役職手当による時給アップが見込めません。年次の昇給も少ないので、初任給はほかの職種と比べて高く設定されていますが、早くから頭打ちになりやすい傾向にあるのです。

薬剤師の役職といえば、「管理薬剤師」が挙げられます。薬局などには管理薬剤師の設置が義務付けられているので、1店舗あたり1人は必ず在籍しています。2人以上は不要ですので、ほとんど1店舗につき一人となるでしょう。

管理薬剤師のほか、薬局長やエリアマネージャーなどの役職者も存在しますが、薬局長は管理薬剤師が兼任し、エリアマネージャーはそのエリアに一人のみとなっていることが多いので、やはり薬剤師の役職の枠は少ないといえるでしょう。

アドバイザー

薬剤師は長く働き続けられる職種であることも
ポストが空きにくい理由の一つです。

薬剤師の時給が上がらない原因② 一時的な中小薬局の収入減少

※この章は、薬剤師の時給が上がらない原因というより、一時的に薬剤師の時給が下がった、あるいは賃上げが実現しない理由になります。

新型コロナウイルスの影響で患者の受診行動が減少し、一時的に中小薬局の売上高が大幅に下がりました。その結果、「時給が上がらない」あるいは「時給が下がった」と悩む薬剤師の声が散見されました。

しかし、厚生労働省の調査によると、2020年度に約7億6,500万枚まで減った処方箋数が、2021年度には8億枚台に戻っています。その後も処方箋数は増加傾向であり、ほとんどの企業で処方箋受付枚数がコロナ前の水準近くまで回復しています。

2023年度の調剤薬局売上高ランキングを表にまとめましたが、売上高も増加傾向にあります。

順位企業名売上高(百万円)対前年度比
1アインホールディングス321,577
113.6%
2日本調剤280,161
105.5%
3クオール155,370
101.5%
4メディカルシステムネットワーク104,366
102.9%
5東邦ホールディングス92,346
100.6%
6スズケン87,742
98.8%

(出典:厚生労働省「令和4年度調剤報酬改定の概要」

薬剤師の時給が上がらない原因③ 薬剤師の過多

薬剤師の人数が多く、企業が人材不足に問題を抱えていないことも、時給が上がらない理由として挙げられます。

基本的に、企業が薬剤師の人材確保をする際には、「企業が求人を出す→薬剤師が集まらない(人材確保が困難)→さらに高い時給で求人を再度出す→薬剤師の人材確保」という流れになります。

1回目に求人を出した時にすぐに薬剤師の人材確保ができれば、高い時給で薬剤師を雇用する必要がないのです。

薬剤師数が多いエリアであれば、すぐに人材を確保できるため、時給が上がらない、あるいは低めに設定されるでしょう。厚生労働省が公表する「施設・業務の種別にみた薬剤師数」によると、2018年の薬剤師数は311,289人でしたが、令和2年度には321,982人に増加していることが明らかになりました。

アドバイザー

「薬剤師数が多い=時給が上がりにくい」と考えられます!

(出典:厚生労働省「施設・業務の種別にみた薬剤師数」

薬剤師の時給が上がらない原因④ 時給が低い職場で働いている

薬剤師が活躍できる現場は、調剤薬局やドラッグストア、病院、製薬会社など多岐にわたります。そして、薬剤師の時給も働く場所によってそれぞれ異なります。

代表的な業種別に平均時給をまとめましたが、病院で働く薬剤師がもっとも低く設定されていることが分かりました。

職場(業種)平均時給
調剤薬局
2,000円~2,500円
病院
1,800円~2,200円
ドラッグストア
2,300円〜3,000円
製薬会社
2,000円〜2,500円

病院では、医師や看護師、放射線技師など比較的高時給な医療従事者への給料を確保しなければならないため、薬剤師の時給が低くなってしまうのではないかといわれています。

病院で働いている薬剤師は、ドラッグストアに転職することで、効率よく時給アップを実現できるでしょう。

【派遣・パート薬剤師必見】上がらない時給をアップさせる方法

派遣薬剤師、パート薬剤師の時給が上がらない理由を解説しましたが、ここからは薬剤師が時給をアップさせる方法を紹介します。

(出典:内閣府「内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局 基礎資料」

1. 資格の取得や業務範囲を広げて条件交渉する

薬剤師が資格を取得すると、特定のスキルを得ていることが証明できるので、時給交渉時に役立ちます。薬剤師がスキルを高めて時給アップを目指す場合、下記の資格がおすすめです。

薬剤師の時給アップに役立つ資格
  • 研修認定薬剤師
  • サプリメントアドバイザー
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 精神科薬物療法認定薬剤師
  • がん専門薬剤師

また、調剤薬局や調剤併設型ドラッグストアで働く薬剤師は、調剤だけでなく、監査・投薬まで行うことで、時給を上げられる可能性があります。こうした薬剤師業務の経験者であれば、一般的に時給2,500円で働くことが可能です。

2. 人手不足の時間帯に出勤する

企業や病院などでは、施設や店舗に薬剤師の配置が義務付けられているケースが多く、薬剤師の人員を確保できなければ、運営ができません。

医療法施行規則(昭和23年厚生省令第50号)第6条の6において、病院又は医師が常時3人以上勤務する診療所に専属の薬剤師を置くこととされています。

引用:厚生労働省「○病院又は医師が常時3人以上勤務する診療所の専属の薬剤師の設置義務について」

そのため、薬剤師の人員を何としてでも確保しようと努めるため、人手不足な時間帯には時給が高くなる傾向にあります。例えば、平日の18時以降や土日祝日は、人手不足になりやすいため、時給が高く設定されます。

(出典:ツルハグループ採用情報

店舗や施設、クリニックなどによって異なりますが、薬剤師の人材を確保しにくい時間帯に出勤すれば、時給2,500円~3,200円前後で働くことができます。

3. 高い時給の業種に転職

薬剤師は、業種によって時給が大きく異なることが特徴です。なかでも病院薬剤師は低めに設定されている傾向にあるので、ドラッグストアや調剤薬局への転職がおすすめです。

製薬会社は、企業によって差が開くため、高時給な求人もあれば、病院とほとんど変わらない時給で求人を募集しているケースもあります。

大手ドラッグストアの夜間や土日祝日、薬剤師数の少ない地方などで働くことで時給3,000円以上も実現できます。

4. 働くエリアを見直す

薬剤師は、働くエリアによっても時給が異なります。同じ仕事をしているのに、首都圏で働く薬剤師は時給2,000円、地方は2,500円ということもあるのです。

実際に、厚生労働省が公表している「都道府県(従業地)別にみた人口10 万対薬剤師数」のデータによると、薬剤師数が少ないエリアの求人は時給が高い傾向にあります。

出典:厚生労働省「都道府県(従業地)別にみた人口10 万対薬剤師数」

働くエリアを変えるのは簡単ではありませんが、少しでも高い時給で効率よく働きたい方は県外の求人も視野に入れるといいかもしれません。

5. プロに時給交渉をしてもらう

現職で時給交渉をして大幅な時給アップを狙うのは難しいですが、転職時に交渉をすれば理想とする時給で働くことができるでしょう。

とはいえ、「これから働くことになる職場の役職者に時給交渉をするのは気が引ける…。」「時給交渉したら不採用になるかも」と考える人もいるかもしれません。

その場合は、転職エージェントを利用してキャリアのプロであるキャリアコンサルタントに時給交渉をしてもらいましょう。

キャリアコンサルタントは、多くの求職者を転職成功へと導き、時給交渉を実現している実績があります。

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薬剤師の転職支援が豊富な『お仕事ラボ』なら、業界・業種ならではの交渉術を活用して、時給アップを実現できるでしょう。

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【時給7000円】薬剤師が時給を上げる唯一の方法!

薬剤師が時給を上げる代表的な方法として、稼ぎやすいエリアや時間帯、業種で働くことが挙げられます。

しかし、家庭がある人や、介護中の場合は、簡単に働く場所や、時間帯を変えられないでしょう。その場合、副業として医療ライター(メディカルライター)の仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

医療ライターとは、WebメディアやSNSなどの文章を作成する人のことです。ライティングスキルが身につけば、文字単価4〜5円で執筆できるので、時給7,000円稼ぐことも可能です。

薬剤師の時給が上がらないことに関連するよくある質問

ここでは、「時給が上がらない」と悩む薬剤師さんが抱えやすい疑問や不安について解説していきます。下記の項目のなかから気になるものがあれば、ぜひチェックして疑問や不安を解消しましょう。

薬剤師の時給はいくらですか?

パート・派遣薬剤師の平均時給は、2,200円~2,500円に設定されています。

最低賃金が上がると薬剤師の時給も上がる?

薬剤師の時給相場は、2,200〜2,500円となっており、すでに日本の最低時給を上回っているので、時給を引き上げる必要がありません。

そのため、最低賃金が上がっても基本的に薬剤師の時給は上がらないことの方が多いです。

しかし、一部の大手ドラッグストアの場合、全国における賃上げ率の上昇を受けて薬剤師の時給も数%引き上げています。2023年の賃上げに伴い、ウエルシアユニオンはパートタイマーの時給を87.4円(8.77%)引き上げました。

正社員の時給換算額はいくらですか?

厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均年収は583.4万円、平均労働時間が164時間となっているので、単純に時給換算すると2,964円になります。

(時給換算方法:583.4万円(年収)÷12=486,166(月収)÷164時間(平均労働時間)=2,964円)

薬剤師の時給が高い県はどこですか?

厚生労働省が公表している「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、①島根県②高知県③青森県④岩手県⑤鳥取県の順に薬剤師の時給が高く設定されています。

ドラッグストアの薬剤師は給料が高いのはなぜですか?

ドラッグストアは24時間営業している店舗が多く、そのほとんどが、「22時以降は3,250円」※というように手当がつくから薬剤師の時給が比較的高くなります。

(出典:ウエルシア薬局株式会社「採用情報」

【まとめ】時給が上がらない薬剤師はこの機会にキャリアの見直しを

時給が上がらない理由は、働くエリアや時間帯、業種に問題があるといえます。また、企業の経営状況にも左右されるので、安定した時給アップが見込める企業・病院に勤めることが大切です。

勤務地や時間帯、企業に捉われずに大きな収入を得たい薬剤師の方は、医療系ライター(メディカルライター)として活動してみるのもおすすめです。薬剤師として働いてきた経験を生かしながら、文章を執筆するスキルを高めることで、将来的に好きな場所・好きな時間に大きく稼げるようになるでしょう。

「時給を上げるために今何をすべきか分からない」「将来を見据えたキャリアを構築したい」という方は、薬剤師に特化した転職エージェントを活用し、キャリアコンサルタントに相談してみましょう。

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